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バウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」万博出展記念PRイベントに潜入調査!

2025年4月、大阪・関西万博がついに開幕。
未来食堂エリアには、洋菓子メーカー・株式会社ユーハイムが「THEO’S CAFE by JUCHHEIM(テオズカフェ バイ ユーハイム)」を出店。ここでは、AI職人THEO(テオ)がスタッフと共に焼きたてのバウムクーヘンを提供してくれます。
さて、ここで気になるのがAI職人「THEO(テオ)」。
バウムクーヘン専用AIオーブンだというのですが、一体どんな活躍をするのでしょうか?
自らお菓子教室を開くほど甘いもの大好きな筆者が、1月に行われたバウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」万博出展記念PRイベントで、AI職人THEO(テオ)の秘密を取材してきました。
目次
バウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」とは

THEO(テオ)は、株式会社ユーハイムが生み出したバウムクーヘン専用AIオーブンです。職人の技術をAIに学習させることで、職人と同等レベルのバウムクーヘンを焼きあげることができます。
開発のきっかけは、株式会社ユーハイム代表取締役社長 河本英雄が、南アフリカの子どもたちにバウムクーヘンを食べさせてあげる約束を交わしたことだといいます。
「お菓子には世界を平和にする力がある」
「地球の裏側にお菓子を届ける」
この想いを実現するために、株式会社ユーハイムの熟練職人のほか、ロボット工学の研究者、AIの専門家、デザイナーなどの協力のもと、約5年の期間を経てTHEO(テオ)は完成しました。
万博出展記念PRイベントで焼きたてバウムクーヘンを試食


バウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」万博出展記念PRイベントでは、焼きたてのバウムクーヘンを試食させていただきました。
その場で切り分けてもらった焼きたてのバウムクーヘンは、思わず笑みがこぼれるおいしさ。
そして、焼成の様子も。


表情がくるくる変わるTHEO(テオ)が、一層一層しっかりと焼き上げていきます。一つも無駄のない動きは、まさに職人技でした。
サステナブルな未来型カフェ「THEO’S CAFE by JUCHHEIM 」
白を基調に、卵をモチーフとした丸みのあるインテリアで統一されたTHEO’S CAFEは、壁やテーブルなどにバウムクーヘン作りに使われた”卵の殻”を再利用しています。
見た目の美しさだけでなく、資源を無駄にしない工夫が施されたサステナブルなカフェです。
カフェに設置されるTHEOは3台で、スタッフと共にバウムクーヘンの食べ放題を提供してくれます(時間制)。
焼きたてのふんわりしっとりとしたバウムクーヘンには、生クリームやジェラートが添えられるそう。そのままプレーンで食べるも良し、生クリームやジェラートで味を変えても良し、となると永遠に食べられそうですね。
[エリア] 静けさの森エリア EARTH TABLE〜未来食堂〜内
[営業時間] 10:00〜21:00(会場の営業時間に準ずる)
[座席数] 40席
[テイクアウトメニュー] 有
また大阪・関西万博では、THEO’S CAFEで余った生地を無駄にしないように、フードトラックも展開。
カフェとは違い、生地をリサイクルし、リボーンさせた「リ・ボーンクーヘン」が販売される予定です。
リ・ボーンクーヘンの詳細は後日発表とのこと。楽しみですね。
AI職人THEO(テオ)が作るバウムクーヘンを食べに万博へ行こう!

贅沢に使ったバターと卵から生まれるコクとやさしい甘み、そしてバニラビーンズの甘い香りが特徴のバウムクーヘン。
職人の技術を学習したAI職人「THEO(テオ)」が作り出すバウムクーヘンを、ぜひ大阪・関西万博で体験してみてください。
株式会社ユーハイム:
1909年創業。神戸に本社を置き、国産バターなど選び抜かれた素材を使って丁寧に焼きあげるバウムクーヘンをはじめ、自然なおいしさを追求した「/0(スラッシュゼロ)」のお菓子を製造している洋菓子メーカー
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/juchheim1909
2025年大阪・関西万博:
2025年4月13日(日)〜10月13日(月)の期間、「いのち輝く未来社会のデザイン」をテーマに掲げ、大阪の夢洲(ゆめしま)にて開催
公式インスタグラム:https://www.instagram.com/expo2025japan
取材協力:バウムクーヘン専用AIオーブン「THEO(テオ)」万博出展記念PRイベント