キャリアWeb記事

おでかけ

親子で楽しめる!ミュージアムパーク茨城県自然博物館がすごい!!

皆さんはミュージアムパーク茨城県自然博物館をご存知ですか?茨城県坂東市にあるこちらの博物館は東京ドーム3個分の広大な敷地を有し、茨城県の自然だけでなく、地球の成り立ちや生き物の進化、生き物の生活を知ることができる博物館です。今回は茨城県自然博物館をご紹介したいと思います。

茨城県自然博物館とは

どんなことが学べる施設か

小さな「好き」から大きな「夢中」へ!自然の魅力がギュッとつまったミュージアムパーク》をコンセプトにしているこの博物館は、様々な自然について学ぶことができます。本館の展示だけでなく、敷地内にある様々な植物や、施設を通じて人と自然の関わりや共生について学ぶことができる博物館です。

幼児でも楽しめる?

未就学児でも楽しめる工夫がたくさんされている博物館です。コンセプトにあるように本当に何か少しでも好きなもの・興味のあるものがあれば、そこからいろいろなことに夢中にさせてくれる場所です。また、子どもだけでなく大人でもとても楽しめる博物館です。

基本情報

茨城県自然博物館

開館時間 9:30〜17:00
休館日 毎週月曜日(月曜日が祝日の場合翌日以降)
年末年始
入館料 一般     540円(企画展開催時750円)
満70才以上  270円(企画展開催時370円)
高校・大学生 340円(企画展開催時460円)
小・中学生  100円(企画展開催時150円)
未就学児   無料
アクセス <車の場合>
常磐自動車道 谷和原I.C.から20分
圏央道    坂東I.C.から25分
<鉄道・バス利用の場合>
・東武アーバンパークライン(野田線)愛宕駅から茨城急行バス「岩井車庫行き」乗車、「自然博物館入口」下車、徒歩15分
・つくばエクスプレス・関東鉄道常総線守谷駅から関東鉄道バス 「岩井バスターミナル行き」乗車、「自然博物館入口」下車、徒歩10分

※団体料金は上記と異なる
また、野外施設のみ利用の場合も上記料金と異なる

※土日祝日は守谷駅より博物館への乗り入れバスあり

子どもも大人も魅了される楽しい展示

シンボル展示はインパクト大!

博物館の入口、2階正面入口から館内に入り、インフォメーションを抜けると博物館のシンボルマークにもなっている体長9.1メートル、高さ5.3メートルの松花江マンモスの骨格標本を見ることができます。さらに進んだ先のホールには生きている化石と呼ばれている植物メタセコイアと体長26メートルもある大型の植物食恐竜ヌエオロサウルスの骨格標本が1階2階吹き抜けに展示されています。
はじめにこの3点のシンボル展示の大きさにお子さんも驚くこと間違いなしです。

展示内容はどんなものがある?

茨城県自然博物館の本館には1階と2階に合わせて8つの展示室があります。ここでは簡単にどのような内容の展示になっているかご紹介します。

2階第1展示室 進化する宇宙

展示室に入ると壁にはたくさんの星、天井には銀河系の惑星の模型が展示されており、まるで宇宙を歩いているかのような気分になります。宇宙空間を進んだ先には宇宙船の中を模した展示室があり、映像資料を見ることができたり隕石を見るだけでなく触ることのできる展示もあります。

2階第2展示室 地球の生い立ち

地球の誕生から生物がどのように進化してきたのかを学べる展示室となっています。展示室入口には地球の生い立ちから生物がどのように進化したのか、説明してくれる映像があります。そして地球に存在するたくさんの岩石や鉱石の展示、古生物や恐竜の化石が展示されています。恐竜好きのお子さんには恐竜エリアのティラノサウルスの親子とトリケラトプスが対峙しているジオラマがおすすめです!

2階第3展示室 自然のしくみ

小さいお子さんには特におすすめなのがこちらの第3展示室です。こちらの展示室では地球にいるたくさんの生き物の暮らしを知ることができる展示室となっています。たくさんの動物や海の生き物たちの標本・骨格標本を見るだけでなく実際に触れることのできる展示もあります。また、土の中の生き物の紹介に100倍サイズのジオラマが用意されていて自分が小人になったかのような体験ができます。また森林の生態について学ぶエリアには本当に森の中のように展示室が作られていて、設置されている望遠鏡を覗くと木々の上にいる生き物の剥製を観察することができるようになっています。そして河川や海の生物に関してのエリアがなんと水槽に本物の魚が入っていて観察することができ、水族館に来てたのかと錯覚するような驚きの展示がされています。

2階第4展示室 生命のしくみ

顕微鏡の中に入ったような展示室になっています。微生物を拡大した模型の展示や昆虫の体がどのような作りになっているかを学ぶことができます。この展示室で特に面白いものが魚と猫、昆虫の3体の模型。顔の部分だけのこちらの模型を覗くとそれぞれの生き物の視界がどのようになっているか体験できるものになっているんです。難しいテーマであっても体験できる展示を盛り込んでいて楽しめる場所になっています。

2階第5展示室 人間と環境

茨城の自然環境や絶滅した動物や絶滅しそうな動物たちに関しての資料が展示されています。また、コンピュータで展示内容に関したクイズを解くこともできるようになっています。小さいお子さんには難しい展示内容かと思いますが、親子で環境について考えさせられる展示室です。

1階第6展示室 観察コーナー

深海生物のグソクムシなどを観察できるコーナーになっています。また、第2展示室の恐竜ジオラマでおなじみのティラノサウルスとトリケラトプスの頭部の化石レプリカも見ることができます。

1階第7展示室 茨城の自然

ミュージアムパークのある茨城県の自然について学ぶことのできるエリアになっています。茨城県に自生している植物や、様々な生き物の剥製や標本もたくさん見ることができます。また常総市大宮で発見されたというステゴロフォドンの化石のレプリカも見所です。

1階第8展示室 企画展示室

企画展開催時に使用されている展示室となっています。自然博物館では年に数回の企画展が開催されていています。

体験型の展示がたくさん

上記で各展示室の内容を簡単にご紹介しましたが、どの展示室にもとにかく体験することのできる展示がたくさんあります。実際に触ることができる展示だけでなく、鳴き声を聞くことができる展示、自分がその生物になったかのような体験のできる展示など子どもから大人まで夢中になる展示となっています。

展示以外も楽しめる

​​​​本館を楽しんだら野外施設も楽しもう

広い敷地内には本館の他、たくさんの野外施設があります。様々な植物を観察できるつたの森や花の谷、近くにある菅生沼を観察できるふれあい橋など自然に触れ合うことができる場所がたくさんあります。また、子どもに人気の水の広場は夏季には水遊びができるようになっている他(2023年度は残念ながら使用中止)、夢の広場には動物の巣と名付けられた大きなトランポリンのあり遊びながら獣や鳥の生活を擬似体験できるエリアになっています。

イベントも盛り沢山

博物館のイベントというと企画展というイメージをする方が多いかと思いますが自然博物館では企画展以外にも様々なイベントを行っているんです。博物館の職員が自然に関する議題でお話ししてくれるサイエンストークや野外施設で行われる観察会などがたくさん開催されています。子ども向けにも体験型の自然教室や、毎月開催されいてるサンデーサイエンス、親子向けの参加型体験イベントのわくわくディスカバリーなど盛り沢山です。未就学児が参加できるイベントが多くあるので幼児にもおすすめです。

乳幼児連れでの注意点と便利なところは

乳児連れはここに注意

乳児を連れている方が特に気になるのは授乳室の有無だと思います。授乳室は本館の2階インフォメーションを過ぎてすぐの場所の1ヶ所のみとなっているので注意が必要です。

ベビーカーで館内は回れるか

ベビーカーで館内を回ることはできます。通路も広めなので混雑している状況でなければベビーカーでゆっくり展示を見て回ることも可能です。階段で移動の場所もありますが所々にスロープも用意されているので安心です。

飲食スペースの有無

展示室では飲食禁止ですが、随所に休憩コーナーが用意されていているのでこちらで水分補給をすることは可能となっています。また本館1階にはレストランとセミナーハウスがありこちらでは飲食が可能となっています。セミナーハウスでは持ち込みが可能となっているのでお弁当を持ってきてこちらでお昼休憩をとることが可能となっています。野外エリアも飲食は可能となっているのでお弁当を持ってきてピクニックをしてもいいかもしれませんね。

まとめ

ミュージアムパーク茨城県自然博物館について紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?公共交通機関ではちょっと行きにくい場所かもしれませんが、その分行けば子どもも大人も本当に夢中になれる博物館ですので、ぜひ1度足を運んでみてはいかがでしょうか?

この記事をシェア

この記事を書いたキャリママ

キャリママ一覧

石川美奈子

リトル・ママビジネススクール ライター7期生
東京都在住、娘と息子の二児のママ。
学生時代に学芸員と中学校地歴公民、高校日本史教諭の資格を取得。
旅行好きで、親子で楽しめるお出かけスポットを探して楽しんでいます。
また恐竜好き・魚好きの息子に感化され、親子で恐竜活動(DINO活)中の為博物館巡りや、水族館巡りも楽しんでいます。