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妊婦さん必見!妊娠中を楽しく過ごすためのマタニティイベントまとめ
妊娠というとつわりやむくみ、貧血など辛いことばかりのイメージですが、せっかくなら妊娠中ならではのイベントを行って楽しいマタニティライフを過ごしたいですよね。
最近では日本の伝統的な行事だけでなく、海外発祥のマタニティイベントも行われるようになってきました。
そんなマタニティイベントを時期別にご紹介します。
目次
【妊娠がわかったら】妊娠報告サプライズ
最初のマタニティイベントは妊娠がわかった時。
最近は夫や両親への妊娠報告をサプライズという形で演出する方も多くなってきています。
時期としては妊娠検査薬で陽性反応が出た時、産婦人科でエコー写真をもらった時、自治体で母子手帳をもらった時など様々。
1番手軽にできるのは、妊娠検査薬、エコー写真、母子手帳などをラッピングしてプレゼントを装って渡す方法です。
その中に靴下など赤ちゃん用のアイテムを一緒に入れておくのも可愛くて素敵ですね。
【性別がわかったら】ジェンダーリビール
お腹の赤ちゃんの性別がわかったらジェンダーリビールを行う妊婦さんも増えてきています。
ジェンダーリビールとはジェンダー(性別)をリビール(明らかに)するイベントのことで、アメリカで始まったといわれています。
1番よく耳にするのはジェンダーリビールケーキですね。
ケーキを切った時に中から出てくるフルーツなどの色で性別を発表するというものです。
ただ、妊娠中の体調の悪い時に長時間キッチンに立ってケーキを手作りするのは大変。
元々真ん中に穴が空いているバームクーヘンを買ってきて、中身を詰めてクリームで隠してジェンダーリビールケーキにする方法が人気のようです。
最近はジェンダーリビールケーキの注文を受け付けているケーキ屋さんもありますね。
ケーキだけでなく、オムライスやおにぎりの中身で発表するなど素材は色々と工夫できそうです。
また遠方の両親や親戚に発表する時は、日持ちのするクッキーを送ってジェンダーリビールにするという方法もあります。
クッキー缶を開けると色や文字で性別を表したクッキーが入っているという仕掛けの商品もあるので、受け取った方にワクワクしてもらえそうですよね。
食べ物以外では、風船やくす玉の中に性別を表す色の紙吹雪や造花の花びらなどを入れて発表するアイテムもあります。
紙吹雪や花びらが舞ってとっても華やかですが、その後の掃除が大変という声も……。
SNSなどのメディアを検索してみると色々なジェンダーリビールが掲載されているので参考に見てみるのも楽しいですよ。
また、サプライズの様子を映像に残しておくと、子どもが大きくなってから一緒に見返すこともできるのでおすすめです。
【妊娠5ヵ月】帯祝い
帯祝いとは妊娠5ヵ月目(16~19周目頃)の戌の日に行う安産を祈る行事で、日本で古くから行われています。
安産な犬にあやかるために戌の日に行うといわれていますが、現代では日にこだわらずに妊婦さんの体調に合わせたり、健診の日を避けたりした日程にする場合もあるようですね。
帯祝いでは神社で安産を祈願したり、身内だけの食事会をしたりします。
そして、妊婦さんの下腹部に「岩田帯」といわれる腹帯を巻くのです。
腹帯を巻くのは、妊婦さんのお腹を支え、赤ちゃんを冷えや衝撃から守るという理由があります。
最近では伝統的な1枚布の腹帯では扱いにくいので、腹巻状になっていたり履く形状になっていたりする実用的な妊婦帯を使う妊婦さんも増えているようです。
ただ、神社で祈祷してもらう場合には、伝統的な腹帯しか受け付けてもらえない場合もあるので、祈祷を予約する時に確認してみましょう。
全国には安産祈願で有名な神社がたくさんあります。
しかし混んでいたり、行くのが不便だったりする神社だと妊婦さんの身体に負担がかかってしまうので、その点も考慮して神社を選びたいですね。
【妊娠7~8ヵ月】ベビーシャワー
ベビーシャワーとは妊娠7~8ヵ月頃に妊婦さんを囲んで安産を祈願するパーティーのことです。
妊婦さんと赤ちゃんに祝福の気持ちをシャワーのように降り注ぐという意味がこめられていて、アメリカで発祥したといわれています。
家族や親しい友人が自宅やレストランに集まって、食事をしながら歓談するといった形で開催することが多いようです。
自宅で行う場合は、妊婦さんのために生ものを使わないなどメニューに注意したいですね。
飲み物はノンアルコールやノンカフェインのものも準備するようにしましょう。
また、最近はホテルやレストランでベビーシャワープランが用意されているところもあるようです。
ベビーシャワーでの妊婦さんへのプレゼントといえばおむつを束ねてケーキのように飾りつけした「おむつケーキ」がよく知られています。
パーティーで記念撮影する時、おむつケーキを囲んで撮影すればとても写真映えしますし、何より赤ちゃんが生まれた後におむつとして使えるのが実用的ですよね。
また、妊婦さんからリクエストがあればそれに応えたプレゼントにするのも良いでしょう。
【妊娠7~9ヵ月】マタニティフォト
妊娠7~9ヵ月のお腹が目立つ時期の姿を記念に写真に残しておくのがマタニティフォトです。
マタニティフォトも海外から入ってきた習慣ですが、今では日本でもかなり定着してきて撮影場所や衣装、撮影小物などの選択の幅が広がってきています。
まず撮影場所については、今では多くのフォトスタジオでマタニティフォトプランが用意されています。
一方、出産前の大事な時期なので妊婦さんの体調や1番リラックスできる場所を考えて自宅での撮影を選ぶ方もいます。
自宅でのマタニティフォトを予定したら、臨月になるまで毎月自宅の同じ場所、同じ角度でお腹の写真を撮影しておくと変化がよくわかって良いですね。
次に衣装については、スタジオ撮影のマタニティフォトではお腹が出るデザインのドレスを着ているのをよく見かけますね。
さらにお腹を強調したい方はマタニティペイントを描くのも良いでしょう。
スタジオによってはマタニティペイントアーティストと契約しているところもありますし、せっかくの機会なので自分や家族で描くのも良い記念になりますね。
また、最近ではより手軽にできるようにマタニティペイントシールも販売されています。
反対にお腹を出さないマタニティフォトを撮りたいという方は、スタジオでお腹をしめつけないデザインのウェディングドレスなどが借りられないか確認してみると良いでしょう。
もしスタジオにお腹を出さないデザインのドレスがなければ、市販の無地のニット素材のワンピースを着れば肌を出さなくてもお腹のラインを強調して撮影することができますよ。
マタニティフォトを家族も一緒に撮影する場合は、ファストファッションなどでサイズ違いでお揃いの服を揃えて撮影するのもおすすめです。
サイズが豊富なので、妊娠中は服のサイズが普段より大きくなっているという妊婦さんにも合うサイズがきっとあるはず。
最後に小物としては、エコー写真をお腹にあてて撮影したポーズを良く見ますね。
また最近ではマタニティフォトの撮影にマタニティサッシュベルトを使う人も増えてきているようです。
マタニティサッシュベルトとはお腹に巻ける長さの幅広のリボンに花やレースなどを飾ったもの。
生まれてくる赤ちゃんが幸せになれるようにというおまじないをこめて欧米で使われたのが始まりといわれています。
作るのも簡単なのでマタニティフォトにオリジナリティを出すために使ってみるのはいかがでしょうか。
お腹を見せるのに抵抗があるという方もマタニティサッシュベルトを使えばお腹を少し隠すことができますよ。
また、マタニティサッシュベルトは赤ちゃんが生まれた後にニューボーンフォトを撮影する時にも使うことができます。
赤ちゃんにふんわりと巻いて撮影すると、お腹にいた時とのつながりが感じられますね。
かけがえのない時間をイベントで楽しく
現代のマタニティイベントは日本の伝統的なものだけでなく、海外から入ってきた習慣も多く取り入れられています。
また、開催方法も幅広い選択肢の中から選ぶことができるようになってきました。
自分の好みや生活スタイルに合った方法でマタニティイベントを楽しみながら、出産までのかけがえのない時間を幸せに過ごしたいですね。