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【卒業生インタビュー】転勤で味わったキャリアの挫折。そんな私がビジスクで学び、まさかの起業!?

リトル・ママビジネススクール(以下、ビジスク)の卒業生インタビュー第2弾は、Instagramのコンテンツクリエイターとして活躍する永田優子さんです。転勤族で思うように働けなかった過去を持つ永田さんは、ビジスクと出会ったことで新しい働き方を見つけました。
小さな子どもがいても工夫次第で仕事をすることができる。そのコツも教えてくださいました。本記事を読んで、ぜひあなたらしい働き方を見つけてくださいね!
※本記事の内容はビジスクの結果や成果を保証するものではありません。
<永田さんプロフィール>
名前:永田優子
家族構成:4人家族。永田さん・夫・長女(10歳)・次女(2歳、プレ)
ビジスク卒業講座
・Instagram運用講座
仕事内容:Instagramのコンテンツクリエイター
クライアントのInstagramに投稿する画像や動画作成のお仕事です。
※仕事内容は一例です。
目次
在宅ワークを志した理由とビジスク受講のきっかけ

永田さんの現在のお仕事内容と働き方を教えてください。
Instagramのコンテンツクリエイターというお仕事を在宅でしています。仕事内容は、投稿する画像やリールの作成で、月に15~20本ほど作っています。担当しているクライアントは2件で、投稿内容によっては自分でアイデア出しや撮影なども行っています。
ちょうど2025年の4月で開業届※を出して1年を迎えました!
※開業届…新たに事業を開始したときに税務署へ提出する手続きのこと。
【参考】国税庁 個人事業の開業届出・廃業届出等手続
ビジスクを受講したきっかけは?
子どもの予防接種のために訪れたクリニックで何気なく目に入ったリトル・ママのチラシがきっかけでした。見てすぐに「これだ!」と決めちゃった感じです(笑)
私の場合、「デザイナーになりたい」とか「在宅ワーカーになりたい」という目標よりも、「ビジスクを受講してみたい!」という気持ちが先にあったんです。
ビジスクの講座に興味を持ったことがきっかけだったんですね。
私は結婚を機に転勤族の妻になりまして、これまで5回ぐらい引っ越しをしているんです。知らない町で、頼れる人がいない状況でしたが「外に働きに出たい!」という気持ちが強くて。でも仕事を探す時に面接で「いつ引っ越すか分かりません。子どもの預け先は決まっていません。土日も出られません…」と伝えることに引け目を感じていました。採用されても『転勤』という言葉が頭をよぎり、周りの邪魔にならないよう働くことばかり意識していたので、仕事に対して達成感や充実感はありませんでした。
長女が小学校にあがるタイミングで地元に戻ることになり、家も建てました。「これで働ける!」と喜んだのもつかの間、いざ仕事を探そうにも長女の学童の空きがない、次女も保育園に入れないという現実が待っていました。「あれ?私、なんで帰ってきたんだろう?」もどかしい気持ちで過ごしていた矢先、リトル・ママのフリーペーパーを手に取ったんです。そんなご縁で今ここに運んでもらったという感じです
数ある講座の中でなぜInstagram運用講座を選んだのですか?
とっても単純な理由ですけど…、初期費用がほとんどかからないという点がポイントでした。最初はWebデザインや動画編集に興味があったのですが、その時は夫のパソコンしかなかったですし、受講や仕事で必要になるAdobeのソフトを揃えるとなると、初期投資だけでかなり金額がかかります。その点、Instagramならスマホとアプリがあれば受講ができるなと。
それともうひとつ。Instagramは私が子育て中に一番情報をもらったツールです。転勤族時代は常にワンオペ状態で、いっぱいいっぱいになることが多くて。そんな時はInstagramを見て情報を得ていました。すると育児が少し楽に感じたんです。そのことを思い出して、「Instagramっていいな。役に立つな」と感じて、選びました。
ビジスク卒業後の初受注から開業届を出すまでのエピソード

卒業後、お仕事初受注までわずか2ヵ月というスピードでしたね。
わりと前のめりで受講を頑張ったというのもありますが、1ヵ月で卒業して、すぐビジスクの卒業生コミュニティに入ったんです。入会後、いちばん最初に見かけた『お仕事紹介』に応募しました。
すごい!迷ったり、ためらったりしなかったんですか?
う~ん、たぶん一瞬でも迷うといつまでも手を挙げられなかったと思います。まずは第一歩を踏み出さないと。そう思ってチャレンジしました。
卒業後、お仕事をいち早くスタートできた理由を教えてください
受講中は『ホームルーム』という時間があって、校長の中島さんと面談ができます。そこで自分の目指す働き方や希望する仕事について何度も相談をしました。例えば「ここまでに受講を終わらせます」とか「子どもの夏休みが明けたら仕事を始めたいです」といった感じで、自分がどうなりたいかを伝えたことで、いいスタートが切れたと思います。
開業届を早い時期に出していらっしゃいますが、なぜ個人事業主になろうと?
卒業生コミュニティで開催している『オンライン勉強会』で、確定申告や税金などについて学ぶ会がありました。そちらでお話を聞いたのがきっかけです。「稼ぎが月何万円ぐらいまでなら扶養の方がいい」とか「これぐらい稼ぐ見込みがあるなら確定申告が必要になるから、開業届を出した方がいい」とか詳しく教えていただきました。
扶養から外れる際は手続きなどもありますので、たくさん稼げるようになってから開業について勉強するのでは遅いと感じたんです。時間の余裕があるうちにやろうと思って、先に開業届を出しました。
「この先収入が増える」という見込みがあったということですか?
少しずつですが「この仕事やってみない?」など声をかけていただくことが増えてきたので、収入アップに繋がる見込みはあるだろうと感じています。でも、次女がまだ2歳で家にいることが多いから、子どもがいる状況でクライアントとの打ち合わせなどが発生する業務は難しいと感じ、現在は作成系のお仕事だけを受けています。
コンテンツクリエイターなら時間の縛りもないので、今の私にとっては相性が良い業務内容なんですよね。いずれディレクター業など別の仕事も受けて収入アップをしたいと考えています。
小学生と未就園児のお子さんがいる中で、在宅ワークをこなすコツを教えてください!

お子さんが家にいる時はどのように仕事をしていますか?
驚かれるかもしれませんが、次女が家にいる時は仕事をしません!しなくても仕事を回せるようになりました。最初の頃は子どもが昼寝をしている時とかテレビを見ている合間に作業をしていましたが、今では作業時間を捻出して、6~7割程度の稼働時間でやれるようになりました。
最近はお仕事でいただいたお金で次女の一時保育料を払い、お預かり保育に行っている時間で投稿画像を作ったりしています。
空いた時間に作業を進めているんですね
はい。ちなみにInstagramのコンテンツ作成って、スキマ時間にスマホでできる作業も多いんですよ。実はこの仕事を始めてから4回ぐらい作業の見直しをトライ&エラーで工夫してきました。
多くの在宅ワーカーママが『締め切り』と『子育て』で悩んでいると思います。
永田さんはどんな工夫を?
これはあくまで私のやり方ですが、ひとつのコンテンツを作るのに細かく6つぐらいの工程に分けています。そのうちパソコン作業は1割程度ですね。
具体的な例を挙げると、
・商品撮影、画像作成…子どもが一時保育に行っている間に進める。
・投稿画像のアイデア…子どもがお絵かきをしている横で紙に書く。娘とお絵かきしているように見えて、実はラフを書いているという(笑)
・コピーやテキスト作成…手が空いた時にスマホのメモ機能に保存
・全体の構成案…次女の寝かしつけが終わった後、布団の中で
ひとつの投稿を1日で全部作ろうとしたら、5時間以上はかかります。それだと生活スタイルの違う子ども2人がいる状態だと無理なんです。細かく工程を分けることで作業をスムーズに進められるようにしています。
あ、あと大事なことがひとつ。Instagramのお仕事を始めてから、毎日何かしら情報をチェックしているので家事スペックも右肩上がり。自然と家のことを早く済ませられるようになったし、その分仕事時間に当てることができるようになりました。
10歳のお姉ちゃんも色々手伝ってくれると聞きましたが?
そうですね、在宅ワークのメリットとして『子どもファースト』で動けているおかげで、長女からの還元がとても大きいです。長女と私の二人時間が多いと彼女の心が安定して、次女の面倒を見てくれたり、家事をフォローしてくれたり、とても助かっています。
すると私の作業もスムーズになり、すべての循環が良くなっています。
ビジスク受講を検討中のママ達へメッセージをお願いします

永田さんはビジスクと出会ってどんな変化がありましたか?
受講する前までは『ママ』という肩書だけだったのが、個人として見てもらえるようになったこと、周囲から必要とされる存在になったことです。
ビジスクのいいところは、ママ同士で助け合える環境が整っているところ。みんなママだから、子どもの体調が悪い時は仲間同士でフォローし合うことも。ママたちの役に立てる機会が増えて、やりがいを感じますね。
今後の目標やビジョンを教えてください。
この春から次女のお預かり時間が増えました。その分仕事時間も今より3倍は確保できそう。なので、他のジャンルを勉強したいです。例えば動画編集だったり、別のアカウントを運用してみたり。いろいろ挑戦してみたいです!
最後に読者へのメッセージをお願いします。
「思ったように仕事が見つからない」「転勤続きで働けない」などそれぞれ事情があると思います。それでも“働く道が必ずある“ということを、1日でも早く知ってほしいです。私自身、在宅ワークという働き方で世界が変わりました。できれば転勤族の時に始めたかったなと思っています。
すぐに何十万円も稼ぐのは無理かもしれませんが、数万円を稼いで、そのお金でカフェでお茶をしたり、買い物をしたり。些細なことですが自分のご機嫌を取ることで、その良い状態で子どもと接することができ、結果家族もハッピーになります。
私のように、気になる講座だけを受講するのもいいと思います。まずはゼロから一歩踏み出すことで世界が広がっていくはず。私のお話が、何かのきっかけになれたら嬉しいです。
あなたもビジスクで仕事・育児・自分らしさを輝かせませんか?
いかがでしたか?転勤族だったり、家庭の事情などで働くのが難しいと悩むママは多いようです。でも永田さんのようにビジスクを受講することでスキルアップや人とのご縁に恵まれ、新しい働き方が見つかるかもしれません。本記事があなたの背中をそっと押すことができたら嬉しいです。永田さん、ありがとうございました!