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これを実践すればリバウンドなし!片付けの5つのステップと収納方法
モノが溢れてくると片付けのために収納グッズを増やしたりしていませんか?
収納も大事ですが、その前に片付けを終わらせる(残すモノを選ぶ)ことがとても大切です。
目次
そもそも片付けとは?
一般的に言われている片付けは、不要なモノを処分する方法ですが、私がお伝えしているこんまりメソッドの片付け方法は『残すモノを選ぶ』片付けです。
捨てるモノを選ぶ片付けになると捨てる際に、いつか使うかも、まだ使えるからもったいない、などの心理が働き、捨てられずについ残してしまいます。その結果片付けといっても『モノを移動させるだけ』で終了してしまい、時間が経てばまた元の状態に戻ってしまいがちです。
なぜ片付けがうまくできないのか?
片付けの方法を知らないから
みなさん小学校、中学校の時に片付けの方法を授業などで学んだ記憶はありますか?
整理収納方法などは聞いたことがあるかもしれませんが、実は片付けを学ぶ機会ってないのです。
そのためみなさん片付けが苦手なのは当たり前なのです。
正しい方法を学べば片付けはできるようになります。
片付けのマインドがないから
もう一つの理由として、片付けのマインドがないということがあります。
片付けのマインドとは、片付けに対する考え方、意識、モノを選択する力、管理の仕方、手放し方を言います。
そういった片付けに対するマインドが育まれていないと、どんなに空間がスッキリして一見片付けたとしても、結局自分のモノの買い方や、管理の仕方が変わらないので、結局リバウンドを繰り返してしまいます。
まずはマインドを育むことで、リバウンドしない片付け力を身に付けることができます。
リバウンドしない片付けの5つのステップ
- 理想の暮らしを考える
- モノ別で片付ける
- ときめきで判断する
- 順番に片付ける
- 残すモノの定位置を決める
1、理想の暮らしを考える
片付けがうまくいってない方のお話を聞くと、理想の暮らしが描けていない方が多いと感じます。
まずは、理想の暮らしを考えてみましょう。
旅行に行く際、まず行き先を決めませんか?そして、その後に交通手段、例えば、電車なのか、飛行機なのかなどの移動手段を決めると思います。
片付けも同じです。
まずは、片付いたお部屋でどんな暮らしがしたいか、『片付けの行き先=ゴール』を考えます。
理想の暮らしを考える際は、制限をはずして考えることがポイントです。
「どうせこのお家は狭いから片付くことはない。」
「家族のモノがたくさんあるから片付かない」
などの制限は一旦忘れて、今のお家、お部屋が片付いたら、どんな暮らしをしたいのかを詳しく考えてみましょう。
2、モノ別で片付ける
片付けの際に、「今日はリビングを片付けよう!」「明日は子供部屋を片付けよう」など、お部屋ごとに片付けを始めがちですが、こんまりメソッドでは、モノ別で片付けます。
例えば、洋服を片付ける際は、ご自身の洋服を一箇所に集めます。クローゼットに置いている洋服はもちろん、洗面所や、リビングなどにおいているご自身の洋服を全て集めます。
そこから一枚ずつ手に取り、『残すか、手放すか』を選んでいきます。
3、ときめきで判断する
残すか手放すかを決める際の基準は、ときめくかどうかで判断します。
『ときめき』と聞くと、??となるかもしれませんが、その対象のモノを手に取った際に、「これ好き!」「これ持っていると安心する!」などの感情になるモノを『ときめき』と読んでいます。
ポイントは1つ1つ手に持ってみることです。
持った際に、どんな気持ちになるかで判断してみてください。
「いつか必要になるかも・・・」となった際には、こんまりメソッドでは、いつかはやってきませんとお伝えしています。
今必要かどうかで選ぶと片付けはうまくいきます。
4、順番に片付ける
片付ける順番が決まっています。
衣類→本類→書類→小物→思い出品
この順番で片付けていきます。
なぜ衣類から片付けるのか?
「今日はお出かけするから、この洋服にしよう!」または、「今日はお家でゆっくりする日だから、この洋服にしよう!」と、毎日ご自身で選んでいますが、その際に、ときめきで選んでいることが多いからです。
そのため、ときめきでモノを選ぶ感覚がわかりやすいので、衣類から片付けを始めます。
5、残すモノの定位置を決める
最後は、ときめきで選んだモノの住所を決めます。
定位置を決めることで、使ったモノを元に戻すことが楽になり、片付いた状態を維持することができます。
この5つのステップを実行することでリバウンドしない片付けが進みます。
そもそも片付けができないのは、物の全体量を把握できていないためなので、まずは全体の持ち物の量を把握し、一つづつ丁寧にモノを見極める(ときめくのか、ときめかないのか)必要があります。そのためにも是非5つのステップを進めてみてくださいね。
ときめきで選び終わったモノの収納の方法は?
収納にテクニックはほとんど必要ありません。
基本的には、モノ別(仲間を意識)、人別で収納するとうまくいきます。
モノ別とは、衣類は衣類を集めて収納し、本は本で集めるなど、それぞれのカテゴリーを意識して収納していきます。
収納の具体的なコツは、『とにかくたたむ、とにかく立てる』を試すことです。
洋服に関しては、たたんでもシワにならない洋服はたたんでから収納することをおすすめしています。
理由としては、かける収納よりも、収納力がアップするからです。
洋服をたたみ、立てて収納してみましょう。ときめく洋服が綺麗に整列されていると、引き出しを開けるたびにテンションが上がります。
収納で迷った時は?
例えば、衣類の収納で迷った時は、引き出し収納でしたら、もう少しスペースを詰めてみたり、色味を揃えてみたり(グラデーションになるように色を意識して収納してみる)すると良いです。
クローゼットにかけるモノに関しては、右肩上がりになるように、右にいくにかけて短い洋服をかけてみると見た目がスッキリと収納できます。
本の収納に関しては、一箇所に本を集めて収納することで、決まった場所に自分のときめく本があるという状態にできます。
とはいえ、我が家は、いろんな部屋に本棚を設置しています。
理由としては、子供がどのお部屋にいても、本を読める環境にしたいからです。
本が好きな長男は、この方法でかなりたくさんの本を今まで読んでいます。
定期的に、本の置き場所を入れ替えたりはしますが、我が家は、子供が小さいうちは、各部屋に本棚をおいています。
キッチンの収納は作る道具、食べる時に使うモノ、食べ物とたくさんの種類のモノがあるので収納が難しく感じられる方もいます。
基本的には、仲間を意識して集めて収納します。
例えば、食器の場合は、一箇所に食器を収納します。収納のおすすめは、ガラスのモノを上の棚に収納し、陶器のモノ(土のモノ)を下段に収納するとスッキリ見えます。
また、カトラリー系も、一箇所に集めて収納することで、家族も準備がしやすくなったり、探し物がぐっと減ります。カトラリーを収納する際は、空き箱などを使いそれぞれのものを分けて収納することをおすすめしています。
例えば、お箸はお箸、スプーン、フォークなど別々に分けると、収納しやすく、出す際も出しやすいです。
調味料系は、冷蔵庫で保管が必要ないモノ、例えば油やお醤油などはガスコンロ下に収納がおすすめです。
シンクの下に収納してしまうと、湿気がこもりやすくダメになりやすくなります。
シンク下には、お鍋や、調理器具の収納がおすすめとお伝えしています。
食べ物(乾物屋、缶詰類)もシンク下よりも他の場所がおすすめです。
片付けは方法を学び実践すれば、必ず終わります
片付けと聞くと収納方法や、収納のテクニックが気になりますが、収納方法の前に、残すモノを選ぶことがより大切です。
しっかりモノを見極めることで、今の自分にとって必要なもの、自分の好きなモノ、自分の価値観も明確になります。
片付け後の生活も、自分にとって好きなこと、ときめくことの基準で選べるようになります。
ぜひ最後まで諦めずに進めてみてください。
片付けをする際は、残すモノを選ぶ方法を試してみてください。
その際には、にっこりと笑顔になるときめくモノを選んでみてください。