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【福岡子連れお出かけ】九州国立博物館へ行こう!

「子ども連れて今日はどこへ行こう?」のお悩みはママあるあるなのではないでしょうか。特に夏の暑い日と雨の日…。お外遊びができない日のおでかけは悩みますよね。

今回は福岡県太宰府市にある「九州国立博物館」を紹介します。室内で楽しく安全に過ごせて、かつ知的好奇心もくすぐられるお出かけスポットです!

2才と小学2年生の子どもを連れて行ってきた感想や、幼児も小学生もどちらも楽しめるポイントを紹介します。

九州国立博物館とは

どんなところ?

九州国立博物館、通称「九博(きゅうはく)」は、太宰府天満宮のすぐ裏にある博物館です。

大きな波型の屋根と全面ガラスの近未来的デザインの建物が特徴で、その美しい建築を見るだけでもわくわくします!

太宰府天満宮から続く「虹のトンネル」という歩道&エスカレーターで移動でき、天井や壁がライトアップされていて、子どもたちはここを通るだけでも楽しめそうです。

常設展と特別展があり、テーマは「アジアと日本の交流史」。他の国立博物館は日本史中心が多い中、九博はアジア史の中で日本文化の成り立ちを見ることができます。

常設展は大人700円、高校生以下は無料。特別展は別料金となっていて、料金がかかるのは大人のみなので子ども連れには嬉しい価格設定です。

子どもも楽しめる?

常設展、特別展とは別に「あじっぱ」というアジア文化の体験広場があります。詳しくは後述しますが、子どもたち大満足のおすすめスポットです!

常設展には、子ども向けのわかりやすい解説や映像コーナーもあり、ガラスケース越しに本物の刀などを間近で見ることができます。歴史や文化に興味を持っているお子さんなら常設展も楽しめそうです。

常設展の中は照明が暗いので、暗いのが苦手な小さなお子さんは入るのが難しいかもしれません。我が家の場合は小学生のお兄ちゃんは常設展を見たがりましたが、2歳の妹は「こわーい」と言っていたので2人を同時に連れて行くのは少々難しかったです!(結局入るのを諦めてまた今度、ということにしました)

太宰府天満宮から続く「虹のトンネル」を通るだけでもちょっとテーマパーク気分を味わえるので、ぜひこちらを通って入館することをおすすめします。

森の中という立地と大きなガラスの外観で、さらに館内は広く、天井も高いため、探検に来たようなわくわく感がありました。

1階の「あじっぱ」でたっぷり遊べる!

あじっぱはアジア文化の体験広場で、子どもはもちろんのこと大人も楽しめる場所です!

世界各国の民族衣装を見ることができたり、楽器を鳴らしたり、遊び道具で遊ぶことができるんです。見るだけでなく、触れる展示が多いので、小さなお子さんでも飽きずに楽しめます。

このように2歳児でも楽器を鳴らして楽しむことができました♪

アフリカの太鼓、インドのシタール、中国の二胡など、普段触れることのできない楽器を自由に鳴らすことができるのは貴重な体験です。子どもには色々な体験をさせてあげたいですよね。

おままごとにハマり中の2歳児は、展示されている各国の食器を見かけるたびに、一生懸命コップにお茶をいれるマネをしたり、お皿にごはんをつぐマネをしたり、スプーンで食べさせるマネをしたり…とても楽しそうでした。笑

小学生のお兄ちゃんはというと、あじっぱの奥の方で見つけた中国のパズル「タングラム」コーナーを楽しんでいました。

小学生のお兄ちゃんはこちらのタングラムを楽しんでいましたが、2歳児にはまだ難しかった様子。

あじっぱの奥には絵本コーナーもあり、普段お目にかかれない珍しい絵本もたくさんありましたし、あじっぱの中にいらっしゃるスタッフの方が色々と教えてくれてありがたかったです!

小学生のお兄ちゃんの方は色々質問したり、おもちゃの遊び方を教えてもらったりしていて、ママが1人で2人の子どもを連れていっても楽しむことができましたよ♪

このように、様々な民芸品、おもちゃ、生活道具を見るだけではなく「触れる」ことができるので子どもたちにとっても刺激と発見がいっぱいの時間だったと思います。

自分の手をつかって遊べるので、小学生でも幼児でも、幅広い年齢の子どもたちが楽しめる場所だと感じました。

我が家の場合は1時間以上、あじっぱで楽しく過ごしました。

どんなプランで博物館を楽しむ?

1日遊ぶプランなら太宰府天満宮の観光と合わせて、九州国立博物館を楽しむコースもおすすめです。暑さやお天気が問題なければ、ぜひ太宰府天満宮から続く「虹のトンネル」を通って、九博を楽しんでください♪

小さいお子さんと一緒だと、遊びながら進むので15分以上かかることもありますが、トンネルから博物館までは徒歩約10分です。

あじっぱだけで遊ぶとなると1時間〜1時間半ぐらいの所要時間になるかと思います。常設展まで見るとなると、+30〜40分かかるイメージでいるといいと思いますよ。プランを考える際の参考にしてみて下さいね。

我が家が子連れで行った時に1つ困ったのが、持ってきたおにぎりなどのお昼ご飯を食べるスペースがない、ということでした。外のベンチなら大丈夫ですよ、と言っていただいたのですが真夏は暑い…!

外でおにぎりだけパクパクっと食べさせてから、館内に戻り併設されてるカフェでゆっくり過ごしました。サンドイッチやスコーンを食べながら、私は好きなドリンクを飲んで一息つくことができました。大事なお母さんチャージタイムですね。

広々とした開放的なカフェだったので子どもたちも嬉しそうに席についていました♪

九州国立博物館は1日中遊ぶ場所ではなく、2〜3時間、もしくは半日で満足できる場所です。1日プランを考えている方は周辺のお出かけスポットと合わせて、プランをたててみて下さいね。

子連れに嬉しいポイント

子どもは入館料無料

高校生以下&18歳未満は常設展が無料なので、家族で行っても出費が少なめなのがママには嬉しいポイント。

また、常設展は見ずに「あじっぱ」だけを楽しむ場合は料金はかかりません。予約なども不要なので思い立ってふらり、と遊びに行くこともできます。

ベビーカーOK&貸出あり

館内は段差が少なく、広い通路で移動も楽ちん。ベビーカーが邪魔になった時や大きな荷物がある時は預かってくれるところもあるので安心です。ベビーカーの無料貸出もありますよ。

授乳室・おむつ替え台完備

清潔できれいなトイレもあり、授乳室やおむつ替え台もあるので小さなお子さん連れでも安心して長時間滞在できます。

雨でも快適アクセス

太宰府天満宮から屋根つきの歩く歩道「虹のトンネル」で直結なので、雨の日もほぼ濡れずに移動可能です。

※車で来館した方は駐車場からは少し距離があるので気をつけて下さい

子どもが飽きない体験型エリア「あじっぱ」

見るだけの楽しみではなく実際に触れることができる場所があるのは、子連れママにとっては嬉しいポイントですよね。民族衣装、楽器、世界の遊びなど、触ることができるので「つまんなーい」とは言わせない?!

あじっぱは触ってOKなエリアなので「静かにさせなきゃ…」のストレスなしで楽しめるのも安心ポイントですね。

館内カフェ&ショップあり

休憩や軽食をとることができるカフェが併設されています。おしゃれなカフェで子どもはもちろんのことママも楽しくゆっくりできます。帰りにお土産や珍しい雑貨もチェックできます♪

まとめ

九州国立博物館は普段なかなか体験できないことができたり、知らないことが知れたりする知的好奇心をくすぐる素晴らしいスポットです!

博物館と聞くと少し難しそうなイメージを持つ方もいるかもしれませんが、体験型エリアもあり、親子で気軽に行けます。博物館デビューにもとてもおすすめです!

子連れに嬉しいポイントもたくさんあって、安心して楽しめると思いますよ。ぜひ九州国立博物館に遊びに行ってみて下さいね!

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この記事を書いたキャリママ

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あいり

福岡県で暮らす4歳男児のママ。 子育て情報を発信している「リトル・ママWeb」を中心に子育て記事などを執筆するライター。
これまで子育て記事の他に、ママの働き方、福岡市事業PR記事などを執筆。
趣味は古民家カフェめぐりと神社めぐり。 今勉強していることは「コーチング」と心と体のセルフケアについて。